妖々といこう

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【クラスチェンジ】妖怪好き→妖怪研究家【読了:妖怪文化入門】

   

今回は私が最近読んだ妖怪本のご紹介です。

妖怪文化入門(小松 和彦氏)
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http://books.rakuten.co.jp/rb/11749378/

この本は妖怪、鬼、天狗、河童、憑き物などに関する
日本の文化を分析したものです。
単なる「妖怪ヲタ」から「妖怪研究者」に
なるべくして手始めに読んだものですが
学もなく、活字を読む機会も少なかった私にとっては
かなりの苦行でした。。。。(油汗)

こういうときに思うんですね。

学生のうちにもっと勉強しとけばよかった

特に国語ね。

というわけで、ゆっくりじっくり読むしかなかったのです。
ペラペラとめくっていくと、
想像したよりずっとしっかりした民俗文化研究がなされてて
改めて、妖怪は日本の文化に密接に、、、というより
そのもの全てといっていいほど関連しているのだと
思い知りました。

やっぱり妖怪は、、、ザ・日本 なんです。

世界が注目するものに
侍も忍者もありますが、実はそれだけではないのです。
日本の闇がそこにはあり、闇を知ることで
光を見いだせる。それは現代の日本においても変わらないことでしょう。

 

臭いものには・・・

私はこの本を読んで先人がどのように妖怪や鬼、天狗、河童
を定義してきたか、生活にどの程度密接にかかわっていたかを
推し量る事が(かろうじて)できました。
そして少し見えてきました、現代の日本の闇が。。。
、、、増え続けてきた自殺者の数。
ネグレクト、新しい病気(成人病含む)、核家族化
ネット犯罪、詐欺、政事の陳腐化、etc
日本を蝕む様々ななことに
私達は蓋をしてきてしまったのかもしれません。
または、自分の身に起きた時だけはじめて気にすることかもしれません。
昔の人が解決できない不可解な問題(闇)を妖怪のしわざだと
仮定して対処してきたように。
解決できない事は専門家に任せる、、といった風潮ではなく
それぞれが闇にきちんと目を向けるべきなのかもしれません。
お互いがお互いに関心がなくなり、蓋をしてしまい。
痛みや闇を推し量る事ができなくなっているのです。

今の日本に欠けているもの?

上にあげたい様々な問題については
そういうことをする人(妖怪?)
が現れてしまう前にお互いに注意しあえる
関係があれば未然に防止できたりするような気がしますよね。
いわゆる世間の目ってやつです。

そういった関係はPTAや町内会など
一部でしか機能していないのでは
ないのかと思っています。

では、ご近所さんは・・・?
気軽に声かけれますかね?

ここが今の日本にかけてしまった所なんです・・・

世間の目

うっとおしい部分が目立ってしまったのでしょうけど
しっかり機能していた部分もあったんです。
他人の子供でも悪いことをしたら叱り、人に迷惑をかけるご近所さんには
しっかりペナルティが与えられ、お互いに気をつける風潮ができていました。
今はいいたいことがあっても管理会社通して貼り紙程度でしょう。
余計にどこの家がどうしたとか、、、疑心暗鬼になりますし
うちは関係ない。。。って思う人が多くて一向に改善しません。
この妖怪文化入門によると、昔はつまはじき家庭を憑きものつきとレッテルをはり
差別したほど過激だったとありますから。。それはもうご近所は必死に
ルールを守ったのだと想像できます。(それはそれでよくないことですが!)

自然でいうところの自浄作用っていうんですかね・・
そういうのが弱まってしまって、
まるで今の日本は

免疫がしっかり作用しない重病患者のように思います。

多くの方は、ご近所さんは名前(苗字)と家族構成をうっすら
知ってる程度ではないでしょうか?
ご近所さんと一緒にお茶飲んだりするって方は少ないかもしれません。
FBでは気軽にできるイイネ。
リアルだとイイネ!調子どう? っていうちょっとした挨拶が
出来ない人が多いんですよね。
これは妖怪の仕業に違いないと私は思ってます・・・

今後、私はこの本を手始めに民俗学も学びつつ
妖怪研究化的な視点でもどんどん深堀りして参ります。

これは、、、いますよ・・・・現代妖怪が!

お楽しみに~~。

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