妖々といこう

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勢いが止まらない妖怪ウォッチ!爆発的ヒットの5つの要因

   

お子様をお持ちの方はご存知かもしれませんが
最近、子供たち(特に小学生)の間で爆発的にヒットしているものがあります。
ポケモン、プリキュアももちろん人気なのですが、
それらにいきなり並ぶ形で彗星のごとく現れたものがあります。

そう、それは”妖怪ウォッチ”です。

※公式サイトはこちら

 

妖怪ウォッチはもともとレベルファイブが2013年7月に発売した
ニンテンドー3DS用のゲームソフトで、コロコロコミックなど多くのメディアを
通じて戦略的に展開されてきた商品です。最近ではアニメシリーズも
スタートし、今まさに上昇気流に乗りまくりのモンスターコンテンツです。

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今回は妖怪と子育てを支援するものとして
また、妖怪のアプリケーションを開発するものとして
「何故爆発的なヒットを生んだのか?」
要因を考えてみましたので皆様にもご紹介させて頂きます。

 

妖怪のネーミングがすごい

下記に妖怪の名前と取り憑かれてしまったときの
症状をいくつかまとめてみます。

  • おならずもの:おならがしたくなる妖怪
  • ドンヨリーヌ:気分がどんよりしてしまう妖怪
  • トホホギス:とほほな気分にさせる妖怪
  • ジミー:地味な格好になってしまう妖怪
  • しゃれこ婦人:ド派手になってしまう妖怪
  • ムリカベ:何を頼まれても「ムリ」って断る妖怪

お気づきかと思いますが、
クスっとしてしまうダジャレ要素がありつつ
名前を見るだけで取り憑かれた際の
症状がわかってしまようなネーミングですよね?

では今まで馴染みのあった古い妖怪達はどうだったかというと

  • ろくろ首:首が長い
  • 見越し入道:見上げれば見上げる程大きくなる
  • うわん:大声を出して驚かす
  • 小豆洗い:あずき洗い

一応は名は体を表すようになってはいるものの
様々でクスっとなるようなダジャレ要素はありません。
私はこの「クスっとなるようなダジャレ要素」が
妖怪ウォッチを成功に導いた一つではないかと
目を付けました。つまり、わかりやすい上に面白いのです。
更に、他のアニメキャラと違って
大人が子供に「ムリカベがでるよ!」としつけする上でも
非常に使い勝手がよいのです。これは妖怪ウォッチだからという訳ではなく
妖怪そのもの要素と言えるべきところなので、
大人にも受け入れやすいのではないかと思います。

 

あるある要素に共感してしまう

次に、妖怪ウォッチは現代を舞台に徹底しており、
現代におけるジンクス的なものを「妖怪不祥事案件
と銘をうって妖怪に設定していることです。
例えば「ばくろ婆:取り憑かれると何でも暴露してしまう」
なのですが、主人公のけいた君はこの妖怪に取り憑かれて
「トイレの大」をしたことをクラスのみんなにバラされて
しまうわけです。クラスのみんなにそういうのを
バラしちゃういじめっこっていつの時代もいますよね?
そういう不祥事は妖怪の仕業だった!と結びつけているのです。
見ている人は、「あーーーあるある!こういうの」と
ついつい共感してしまうのです。

 

わくわくする妖怪さがし

妖怪ウォッチは、その名の通り、腕時計なのですが
隠れた妖怪を発見する機能がついています。主人公が「何かあやしい!」と
感じた場所に妖怪ウォッチをかざして見る事で
妖怪を発見することができるのです。
実際に、3DSのゲームソフト上でも
その妖怪探し体験をする事ができるのですが
これがまた、ムシキングでいう昆虫探し的な要素と
ポケモンでいう見つけてゲット要素が絡み合って
子供たちの冒険心を強く刺激しているのだと思います。
私も、昔は妖しい場所には妖怪がいるもんだと思ってましたから
今こういうゲームがあったら夢中になること間違いなしですね。

育成要素でMy妖怪感

ポケモン同様、手に入れた妖怪は育てる事ができます。
RPGのようにレベルをあげることで、よりグレードの
高い妖怪になります。成長の一例を

  • ムリカベ→むりだ城
  • ぐれるりん→ゴクドー→アニ鬼
  • ノガッパ→タビガッパ→

このように見た目も名前もグレードアップしていくのです。
このグレードアップも違和感なく、
細部までネーミングも練られています。
こうしてゲットした妖怪が育っていくことで
愛着がわき、友達に自慢したくなるなどのMy妖怪感がでてくるのです。

 

コレクターズ精神をくすぐる妖怪メダル

極めつけは妖怪メダルです。妖怪ウォッチでは妖怪を倒して友達になるとメダル化して
妖怪ウォッチにメダルとセットすることでいつでも呼び出せるようになるのですが、
柄も様々で、コンパクトかつ後に触れますが妖怪大辞典にファイリングもできますので
収集家の心を絶妙に掻き立てる仕様となっているのです。
一昔前でいうとビックリマンシールでしょうか?ヘッドはキラキラしてたりしましたよね。
更に、メダル型は物販効果(ホビーとしての販売効果)も高く、
子供たちはゲームだけではなく実物の方の妖怪メダルも
集めては友達を見せ合いっ子をするようになります。
比例してホビー化している関連グッズがガンガン売れるという仕組みです。
先ほど触れましたが、ホビーの方の妖怪大辞典などがよい例です。
妖怪大辞典の解説についてはこちらの動画がわかりやすいので載せてみます。

 

まとめ

整理しますと、妖怪ウォッチを大流行に導いたのは

  • わかりやすくて面白いネーミング
  • 非常に高い共感性
  • 冒険心をくすぐる仕様
  • 友達に自慢したくなる育成要素
  • やみつきになる収集要素

の5つではないかと思います。これは決して偶然ではなく
ポケモンやムシキングなど過去のヒット事例から
子供達のニーズ、更には実際の購入者である
大人のニーズをもしっかりと汲み取った結果ではないかと思います。
おそるべし妖怪ウォッチ。ゲゲゲの鬼太郎に次ぐ
第二次妖怪ブームの到来です。某ポケモンのように、
このまま妖怪が世界を超えていくように
しっかり子供たちの事を考えつつ、この妖怪ブームを
押し上げていきたいと強く願いました。

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